どうも!とげまるです!
また、3日ほど開いてしまいました。。
今回は少し前ですが、保育園の先生にお友達との関わり方について質問した時の回答が、とても感動したので共有します。
保育って大切だなと感じさせられました。
とげまる→先生へ質問
とげまるには現在1歳5ヶ月の息子(とげまるJr.)がいます。その当時は、まだ1歳になるかならないか、くらいだったと思います。
ある日の連絡帳でとげまるJr.が年上のお友達の遊んでいたおもちゃを取ってしまい、年上のお友達の方がやはり強いので、すぐに取り返されて泣いちゃいました^^
という日常の些細な報告でした。
私はふと、こんな時、保育園の先生はどうしているのかなと思い、下記のように質問しました。
「とげまるJr.のように、まだ物事の良い悪いが分からなくて、思ったままに自分の欲しいものに手を伸ばした子と、それを取られてしまったお兄さんや、お姉さんには、保育士さんは双方それぞれにどのように対応しているのですか?」
それに対する回答が秀逸でした。
先生の回答
基本的に、先生は子供たちの間に起きたことに割って入ることはしません。
危険がない限りしばらくその行方を見守ります。
もし、保育士が介入するときには、その時の状況を子供たちが理解できるように言葉にしてあげます。
いろいろなケースがありますが、取られちゃった子がお兄さんやお姉さんであれば、それに代る方法を教えてあげます。例えば、似たようなおもちゃを持ってきて渡してあげたりすることを教えてあげます。そうすることで、お兄さんお姉さんも、こういう時にはどのように対処したら良いのか、自分で解決する力を育んでいきます。
また、取られてしまったことを、「いやだ!」と伝えることができたことも褒めてあげます。
一方で、まだ物事の良し悪しがわからず、他人の物を取ってしまったお友達には「他人のものを取ってはいけないよ!」といいたくなるところですが、その子はその子で、既にお友達から「いやだ!!」や「やめて!」「取らないで!!」などネガティブな言葉をたくさん浴びせられています。
この時も、できるだけ簡単な言葉で「とげまるJr.くん、今、○○君が遊んでいたよ?」「○○くん悲しそうだよ?」と声をかけます。そして少しずついろいろなことの状況が理解できるよう助けていきます。
そして、「どうぞしようか?」「一緒に遊ぼうか?」など次の行動を促していきます。
どうぞ、や我慢が上手に出来たら一つ一つ、「○○くん遊んでたもんね!どうぞできたね!」と精一杯褒めてあげます。
子供たちの間で起きていることに、大人が深入りしたりする必要はないと思っています。その時の状況をわかりやすい言葉で説明して、取ってしまった子、取られてしまった子、それぞれに声をかけて、できたことを褒めてあげます。そうすることで、少しずつお友達の気持ちがわかるようになると考えています。
まとめ
どうですか?
どちらかに加担するわけでもなく、完全な仲裁に入るわけでもなく、日常の些細な出来事を子供達の成長に繋げている。そして最終的に双方を褒めている!
なんだか秀逸ですよね!
私は、将来とげまるJr.に兄弟ができた時のために質問したのですが、こんなに素晴らしい回答が出てくるとは思わず、保育士さんの関わっているお仕事って本当に大切なことなんだと感じさせられました。
看護のように一つの学問としてもっと成熟し、保育士さんたちの待遇も改善されても良いのではないか?とさえ思ってしまいました。
兄弟やお友達との関わり方に悩むどなたかのお役に立てば幸いです。
それでは、また!